通信教育「図解 現場に役立つ表面処理」
価格: 20,520円
販売元: 習っ得
多様な表面処理技術を学び製品力をアップしよう!図解 現場に役立つ表面処理 M28 ● 受講期間 3か月 ● こんなコースです 多様な表面処理技術を学び製品力をアップしよう! ★ 表面処理を理解するための基礎知識を学びます。 ★ 表面処理によって得られる効果と表面処理の種類と概略を理解します。 ★ 主な表面処理技術について工程や方法、不具合とその対処を学びます。 ● ねらいと特色 ・ 多くの図や写真が掲載され目で見てわかるように工夫されています。 ・ 実際の現場で役立つデータなどの資料が満載です。 ・ 特色ある表面処理の紹介やこれからの技術の可能性など、コラムも充実しています。 ● 教材構成 ・ テキスト1冊 ・ レポート回数:3回 No. 主 な 項 目 1 1章 表面処理によって得られる効果 防錆・防食効果 光学特性 電気的特性 撥水性と親水性 表面硬化(耐摩耗性) 摺動性(摩擦係数低減) 耐疲労性(耐疲れ性) 耐熱性(耐高温軟化性、耐高温酸化性) 2章 表面処理とは 表面処理の種類と概略 表面処理を採用する際の留意事項 表面処理における改質形態 3章 表面処理を理解するための基礎知識 物質の相変化 真空と真空関連装置 電子とイオン プラズマとその作用効果 電磁波とその作用効果 2 4章 表面処理のための表面処理 洗浄剤による洗浄 ドライ洗浄 エッチング 研磨 5章 水を利用する表面処理 電気めっき 無電解めっき 機械部品、工具へのめっき 一般鉄鋼材料以外の基材へのめっき めっき品に生じる不具合 めっき膜の密着性評価法 化成処理 アルミニウムの陽極酸化 6章 PVDとCVD PVD、CVDとは PVDによる成膜法 PVDによる成膜時の留意事項 CVDの種類と成膜原理 熱CVD採用上の留意事項 プラズマCVD採用上の留意事項 硬質膜の開発動向 チタン系硬質膜の特性と応用 Cr系硬質膜の特性と応用 炭素系硬質膜の特性と応用 硬質膜の密着性 3 7章 表面熱処理 表面熱処理とは 表面焼入れ 浸炭および浸炭窒化 窒化および軟窒化処理 その他の表面熱処理 8章 溶融利用による表面処理 溶融めっき 急速加熱による溶融処理 溶射 9章 非金属被膜処理 塗装 ライニング 印刷 著者からの一言 「表面処理技術を知ることで製品力を上げよう」 表面処理の目的は、耐摩耗性や耐食性の付加など基材の保護や機能性向上をはかること、電気的特性や工学的特性の付加など、基材にはない異なった機能をつくることにあります。 例えば、コンピュータのハードディスクは基材にアルミニウムを用い、磁気記憶媒体としての磁性膜をコーティングする前に磁性膜を支えるためのニッケル-めっきが施されます。さらに磁性膜の上には製品の長寿命化および安定化を目的として保護膜や潤滑膜がコーティングされます。 このように複合的に表面処理を利用する例が増えていますが、表面処理に対する認識が不足していると、コストアップの割に思ったほどの効果が得られない、すばらしい効果はあるが明らかに過剰品質であることがあります。 本講座で表面処理の基本知識を得て、より良い製品を世に送り出してください。 仁平 宣弘